太地NAVI in Jimdo

風光明媚な太地町の非公式観光情報サイトです。
古来より捕鯨で栄え、現在では捕鯨文化を受け継ぎつつ鯨と生きる町、太地町の観光を応援しています。
他にも太地町を理解するための様々な情報を掲載していく予定です。

太地町の森浦湾方面から本浦方向を望む

太地町の見どころ

南国のようなくじら浜公園周辺

紀勢線の太地駅や国道42号線の森浦から町内に向かってはいってくると、南国のような風景が広がり、その奥には南極海で商業捕鯨に参加した「第一京丸」が姿を現します。
それは日本にいながら日本じゃないような、そんな不思議な景色です。
この景色は、昭和36年から昭和44年ごろまでに行われた大掛かりな開発工事の際に創られたものです。
それまでの太地は、平地も少なく、山に張り付くよう漁民が住む小さな集落でしたが、当時の町長の強い想いが今の町を作り上げたともいえるでしょう。


イルカやクジラと触れ合える

その昔、太地という場所は鯨を捕ることで栄えてきました。漁期には大きな鯨をみんなで協力して追い、漁閑期にはイルカやゴンドウクジラを追いかけたりして暮らしてきました。
そのこともあり、現在でも大小を問わず鯨類に対する想いが強い町で、町の中心的な存在の「太地町立くじらの博物館」と、本浦にある「ワールドドルフィンリゾート」と「ドルフィンベェイス」でイルカとのふれあいが楽しめます。
写真は、ワールドドルフィンリゾートで、管理人がイルカと戯れている様子です。

熊野灘の朝日と夕陽が素晴らしい!!

熊野灘に面した太地町は、「和歌山県の朝日・夕陽100選」に指定された朝日や夕陽が素晴らしいスポットがあります。
1つは、上の写真の梶取崎、1つは古式捕鯨の山見のあった「燈明崎」、あとひとつは、梶取崎と燈明崎を結ぶ遊歩道(ふるさと歩道ともカントリーロードとも呼ばれています)です。
個人的には、寒い時期にみる朝日がとても好きで、この写真は2013年の12月の写真です。

捕鯨文化を後世に伝える

太地町では町立くじらの博物館以外にも、捕鯨文化を後世に伝える催しが幾つかあり、その1つがお盆に太地港で行われる「太地浦勇魚祭」の網掛け突き捕り式捕鯨の再現(写真)です。

大きな鯨の模型と再現された勢子船で、鯨を湾に追い込み、刃刺が鯨に取り付き、鼻を切るところまでを実際に演じます。

こういった姿は捕鯨に携わった人たちが住む場所では見られるものですが、その中でもこだわりもあるものだといえるでしょう。

豊かな自然

太地は海沿いの小さな町ですが、同時に山にも近い場所でもあります。
太地湾の横を走る平見の坂の付近や、捕鯨船が陸揚げされているくじら浜でさえ、写真のような鹿を見かけることがあります。
他にも運が良ければ狸や猿が散歩しているところも見ることもあるでしょう。